鯉のぼりは江戸時代に町人階層から生まれた節句飾りです。
鯉は清流はもちろん、池や沼でも生息できる非常に生命力の強い魚です。
その鯉が急流をさかのぼり、竜門という滝を登ると竜になって天に登るという中国の伝説にちなみ(登竜門という言葉の由来)、子供がどんな逆境や、劣悪な環境にも耐え、立派な人になるようにと立身出世と健康を願う飾りです。
鯉のぼりを揚げたい人に
最初に家族で相談しましょう。皆の同意と協力が大切です。
さあ、やるぞ!何処に立てようか?
竿を立てようとする所を中心に円を描きその範囲に障害物がなければOK!その円の半径が揚げる鯉のぼりの長さです。
そんな事言っても家はマンション場所がないよ!
最初に説明書を読みましょう。総ての部品やねじが揃っているか確認します。
矢車を組み立てましょう。T字の部分のあるベランダの柵は通常のセットに入っている取付金具で大丈夫です。(メーカーによって若干形式の違う金具もございます。)
最近はベランダの柵が塀のような建物がふえています。
その時は別売のコンクリートホルダーを使うと取り付けることができます。
色々考えても金具では取り付けられない場合、どこでもスタンドを使用すると立てることができます。おもりには水の入るタンク(付属品として入っています)を使用します。
この形式は場所を選ばず、一戸建ての玄関などにも使うことが出来ます。
金具が取り付けられたらポールに矢車、滑車、揚げ綱を取り付けます。
ポールを伸ばす前に金具に取り付けてください。
しっかり取り付けたらポールを上の部分から順番に伸ばしてねじをしっかり締めてください。
鯉のぼり、吹流の口輪の紐を確認し、掲揚金具(簡単に揚げ綱に脱着できる金具)を結び付けます。
鯉のぼりを取り付けて完成です。
【1】ポールの説明書を良く読みましょう。
【2】必要な道具を準備します。
【3】矢車を組み立てます。(矢車の説明書を参照)
【1】ポールの立てる位置を決めます。
揚げる鯉幟の長さを半径とした円を描きその内に障害物がなければOKです。
【2】ポールの部品を確認します。ボルトは長さの順に揃えます。
【3】パイル(杭)を打ち込み固定します。
垂直に気をつけて曲らないように!パイルの頭を潰さないように注意!
【1】ポールに補助ロープの金具を取り付けます。(ロープを結んで下さい)
【2】一番内側の管を引き抜いて矢車を取り付けます。
【3】その管に滑車を取り付けます。(揚綱を忘れずに通してください)
【4】ポールをパイル(杭)にかぶせます。一番外側だけが下に下がります。
【5】ポールとパイル(杭)を一番長いボルトで固定します。
【6】三脚を組み立てて固定します。(下図参照)
【1】矢車を取り付けた一番細い管を差し込みその下の管とボルトでつなぎます。
ボルトの長さに注意して下さい。
【2】順番に内側の管上に引き上げて下の管とボルトでつなぎます。
ポールの長さにより繋ぐ管の本数が違います。
[裏ワザ] 短めのポールならば、場所があれば寝かせたまま全部を組み立て、後に数人で立ち上げパイルに差し込んで固定すると早くできます。
【1】補助ロープを張ります。上から見て間隔が120度になるようにすると丈夫です。
【2】これで完成です。垂直に立っているか確認してください。
【1】ポールの説明書を良く読みましょう。
【2】必要な道具を準備します。左図の品以外にスコップ、コンクリート
【3】矢車を組み立てます。(矢車の説明書を参照)
【1】ポールの立てる位置を決めます。揚げる鯉幟の長さを半径とした円を描きその内に障害物がなければOKです。寝せて組み立てますのでポールを倒す方向に注意!
【2】地面に穴を掘り土台を作ります。説明書をよく読んで下さい。
【3】土台を組み立て(塩ビのパイプを指した状態で)堀ら穴に垂直に立て石や土で埋戻し表面をコンクリートで固めます。土台の向きに注意してポールが組建てるスペースがある方向にしてください。
【1】矢車を組み立てます。(矢車の説明書を参照)
【2】ポールを組み立てます。(説明書を参照)
【3】ポールと土台を固定します。
【4】矢車、滑車(トラズナがある場合はトラズナの金具とロープ)を取り付けます。
ポールの下に物を置いて先端が浮くようにして作業をします
ポールの下端をボルトで固定したらポールを起こします。
起こしていくと段々重たくなるので注意して下さい
ポールが立ったら付属の金具で土台に固定します。
トラズナのあるものは補助ロープを張ります。上から見て間隔が120度になるようにすると丈夫です。
片付ける時は土台の塩ビ管を残して上に抜いてしまえば平らになってしまい便利です。
◎木の竿の長さを計る
上端は矢車の太さより太く(約直径5cm)以上
下端は曲りを切って土台(基礎)に取り付けられる状態にして
◎揚げられる鯉の長さ
竿の長さから約5m差し引いた長さです。
例 約8間(14,4m)-5m=9.4m(9m適当です)
※写真は12mの竿に7mのセットが揚がっています。
土台(基礎)工事はプロの仕事です。早めにお願いしましょう。
ついでに竿も早めに切て皮をむいておきましょう。
滑車は複数つけるようにしましょう。竿を倒す事がなかなかできないので絡んだ時に無事な方で揚げる事ができます。また数が多い時は分けて掲揚すると楽に持ち上げられます。