三桝屋本店|「蔵の街栃木」にある江戸時代創業の人形専門店

「蔵の街栃木」にある江戸時代創業の人形専門店

雛人形 Q&A

初節句の人形を買おうかな!
お節句は地方によってもやりかたが違いますが一般的な方法をお教えします。
  • おひなさまを飾る意義は?

    昔は女性の役を祓う物として人の形をした物を飾りました。お子様の身代わりとしてまた健やかな成長を祈って飾ります。
    昔の人はこの意義を踏まえつつ自分たちの楽しみ(今で言う女子会)の為に飾りました。今日のような形になったのは江戸時代からですが(多くの浮世絵に描がれています。)現代では初節句は女性の仲間入りと捉え楽しく飾られています。

  • おひなさまは誰が買うのですか?

    決まりはありませんが、概ねお嫁さんの親(婿入りの場合はお婿さんの親)が買う権利があります。
    しかし最近ではあまりこだわらず両家で相談してお買いになる場合が多いようです。

  • いつごろ買ったり飾ったりしたら良いのですか?

    買うのは1月中旬から2月の中旬がよいでしょう。飾るのは1月15日(小正月)を過ぎれば飾れます。通常はお店の人が配達時に飾り付けをしますのでご相談下さい。

  • 何を買ったら良いのですか?

    基本的には一対の人形を買います。立っていたり座っていたり、2人から15人、衣裳着や木目込みまでいろいろなタイプがありますがメインの一対の人形があれば雛人形です。

  • どこで買ったら良いのですか?

    最近はネットや大型店でも販売していますが工芸品ですのできちんと説明できる専門店でお買いになることをお勧めします。永く飾る為には修理やなくした部品の供給等のアフターサービスで差が出ます。
    (専門店を見分けるには人形や部品の単価を聞いてみましょう。答えられるのが専門店です)

  • 二人目、三人目はどうしたら良いのですか?

    お雛様の意義を考えるならば一人一飾りが原則です。最近は少子化でお子様の数も多くはないと思いますのでその子供さんお身になって考えてあげてください。二人目向きの雛人形もあります。

  • 親の人形を飾ってはいけないのですか?

    お子様の人形と一緒に飾ることは大変良いことです。代々の人形もあれば一緒に飾りましょう。この家の繁栄の証です。よくお子様の雛の代用として親の人形を飾る方もいますが、これは本来の考え方から外れています。人形単体を新しく買ってお母さんの部品で飾るのは問題はありません。

  • 昔からの言い伝えは?

    ・『三月がかりは縁起が悪い』これは仏事の話で、祝い事には関係ないことです。それがいつの間にか祝い事にも縁起が悪いとされましたが(何事もきちんと期日通りやるように戒めの言葉として使いますが前にやることは問題ありません。) 気にする方は2月に買って飾れば問題はありません。当店では1月中に販売の6割、飾り付けの5割が毎年終了しています。

    ・『買い替えるのは縁起が悪い』人生は一度しかないので買い替えは縁起が悪いとされます。しかし買い足すのは益々良くなるので縁起の良いことです。

  • 古いひな人形を処分したいのですが?

    栃木では毎年5月5日前後にとちぎ山車会館広場で人形供養をやっていますのでその時お持ちください。詳しいことは期日が近づきましたらお問い合わせください。

  • お雛様ついて疑問がありましたら遠慮なくお尋ねください。
    TEL 0282-22-0707
    FAX 0282-22-0755

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